「新」ハイボールが北海道のお寿司に合いすぎる!老舗の仕掛けにおかわり続出

「新」ハイボールが北海道のお寿司に合いすぎる!老舗のしかけにおかわり続出

提供:Sitakke

 

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酒蔵が作った発泡酒に、お寿司に合う日本酒ハイボール…日本酒離れが進むなか、北海道内では地元のお酒を楽しめる色々な仕掛けが!今回はその取り組みをご紹介します。

 

消費量が3分の1以下に…

「きょうは華金!飲みに行こう!」という言葉も、めっきり聞かれなくなりました。
お酒の消費量が減り、北海道の酒造メーカーは、苦境に立たされています。

晩酌は日本酒!なんて方も多いと思いますが、道内での日本酒の消費量は約30年前の3分の1ほどまで減っています。

特に若い世代の日本酒離れに道内の日本酒メーカーは危機感を抱いています。
そんな、日本酒の文化を守るための新たな取り組みが始まっています。

 

最北の老舗酒蔵から「うれしいニュース」

「新」ハイボールが北海道のお寿司に合いすぎる!老舗のしかけにおかわり続出

北海道北部の増毛町にある国稀酒造。創業は1882年(明治15年)。
「日本最北の酒蔵」として知られるこの老舗が、2026年3月に140年あまりの歴史で初めて発泡酒の生産に乗り出します。

取材に訪れたのは、かつてニシン漁の道具などが保管されていた歴史ある「千石蔵」です。その中に新しい醸造施設が誕生しました。
石造りの倉庫を改装して、ブルワリーを作ったのです。

国稀酒造の林知宏取締役は「日本酒の消費量が減っている。ビールだったら飲めるけど日本酒はちょっと厳しいという客もいる。国稀酒造がこれからやるぞというのを見てほしい」と語ります。

 

「新」ハイボールが北海道のお寿司に合いすぎる!老舗のしかけにおかわり続出

2025年に、道内のビールメーカーに製造を委託した試作品を酒蔵でテスト販売したところ「おいしい」と好評で、大きな手応えを感じているといいます。

訪れた観光客からも喜びの声が。

「北海道ってビールのイメージあるじゃないですか。ビール好きにはうれしいニュース」

「いいと思います。来ます」

原料には、「国稀」の仕込みにも使われる暑寒別岳の伏流水を使用。

ブルワリーには、ビアホールも併設し、地元産の食材を使った料理とともに発泡酒も日本酒も楽しめるようにする計画です。

林取締役は、「ビールを通して日本酒を知ってもらう、日本酒を通して増毛町を知ってもらい、ビールを飲みに来てもらう」相乗効果を期待しています。

 

国稀酒造

住所
北海道増毛郡増毛町稲葉町1-17
営業時間
9:00~17:00

 

 

お寿司に合うんです…!

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地酒を応援する動きは、他の場所でも活発になっています。
道内外に28店舗を構える人気の回転寿司店「根室花まる」で見つけたのは、シュワシュワと弾ける炭酸の「北の勝 大海ハイボール」です。

実際に試飲した堀内大輝キャスターは、「最初にレモンの香りがグッときて、ソーダで香りがふわっと来て、後からじわじわと日本酒のまろやかな甘みが…飲みやすい」とその味わいを伝えます。

これはウイスキーではなく、根室の地酒「北の勝」を炭酸水で割ったハイボールです。
さっぱりとした飲み口で、お寿司との相性も抜群。

 

「新」ハイボールが北海道のお寿司に合いすぎる!老舗のしかけにおかわり続出

堀内キャスターも、「おぉ、合う。お寿司もお酒もこの組み合わせでグビグビ、いっちゃいそう」と太鼓判を押します。

回転寿司「根室花まる」の奥谷昌史エリアマネージャーによると「根室の地酒を使っているからと頼む人が多い。さっぱりしているので、それがいいとおかわりする人も多くいます」とのことです。

この「日本酒ハイボール」は、日本酒になじみがない人にも地酒を楽しんでもらおうと、根室市内の飲食店組合が開発したものです。

2025年2月から市内の40の飲食店で提供を始めると、観光客はもちろん、地元の人にも好評で、地酒の地産地消にひと役買っています。

 

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花咲ガニをあしらったカップでの提供も、「根室っぽくていい」と若い世代を中心に注目されています。

「あっ、うまい」と喜ぶ客の姿に、旬魚旬彩「苑庭」の遠藤俊介さんは「『北の勝』という根室の地酒、すでに素敵なお酒がある。本当に飲みやすいので気軽に飲んでほしい」と呼びかけます。

 

根室花まる 大同生命札幌ビルmiredo店

住所
北海道札幌市中央区北3条西3-1 大同生命札幌ビル B1F
営業時間
11:00~22:00

 

 

旬魚旬彩「苑庭」

住所
北海道根室市梅ヶ枝町2-27
営業時間
月〜木/17:30〜22:00
金〜土/17:30〜23:00

 

 

未来へつなぐ酒

「新」ハイボールが北海道のお寿司に合いすぎる!老舗のしかけにおかわり続出

酒蔵が作った発泡酒に、日本酒のハイボール。
どれもおいしそうですが、背景にある消費量の落ち込みは深刻です。

道内の日本酒の消費量は、約45年前(1978年)の約4分の1、約30年前(1993年)の約3分の1まで減っています。
人口の減少や、若年層の「酒離れ」が大きな要因とみられています。

こうしたなか、旭川市の高砂酒造でも新しい取り組みが。

2025年11月に、日本酒をベースにした梅酒といった「リキュール」の生産ラインを新設しました。
高砂酒造も明治時代創業の老舗ですが、「リキュール」の売り上げは、すでに商品全体の1割を超えています。今後は2割程度まで増やしたい考えです。

 

いろいろな酒造メーカーがアレンジ商品を出しているので、地元のお酒を適度に楽しく味わうことが、地元の食文化の継続につながっていくといいですよね。

HBCテレビ「今日ドキッ!」のスタジオでは、堀啓知キャスターが「若い人が将来日本酒を作りたいと思える環境づくりも大事かなと思います」と締めくくりました。

 

高砂酒造

住所
北海道旭川市宮下通17-右1

 

 

取材・文/HBC報道部

編集/Sitakke編集部あい

 

※掲載の内容は、HBC「今日ドキッ!」放送時(2026年3月6日)の情報に基づきます。

※この記事は、2026年3月21日にHBC北海道放送のWEBマガジン「Sitakke」で公開された記事を転載したものです。

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