夏本番を迎える7月から9月にかけて、東京ディズニーリゾート®がゲストの快適な滞在を実現するため、専門機関との連携による本格的な暑さ対策を展開します。毎年多くのファンが訪れる夏のパークが、科学的根拠に基づいた環境設計でさらに過ごしやすくなりそうです。
「うえ・まんなか・した」の空間設計が生み出す快適なパーク環境
株式会社オリエンタルランドは、7月2日(木)から9月14日(月)の期間、スペシャルイベント「サマー・クールオフ at Tokyo Disney Resort」を開催するにあたり、環境保全・環境科学の専門機関である一般社団法人環境情報科学センター(CEIS)と連携した暑さ対策を実施すると発表しました。
東京ディズニーリゾート®では2010年代より、ゲストとキャストが快適に過ごせる環境整備を進めてきました。特に2021年には、CEISと連携して約3カ月間にわたりWBGT値(熱中症指標)を用いたパーク内の空間測定・評価を実施。この取り組みを通じて確立されたのが「うえ・まんなか・した」という空間設計の考え方です。
「うえ」の対策とは、タープや屋根による日射の遮断です。太陽の日射を遮ることで放射熱を大幅にカットするとともに、日陰となった路面や壁面の温度上昇も抑えられ、体感温度の低減効果がもっとも高いとされています。
待機列には屋根に加え上部にファンを設置し、涼しい気流を生み出す工夫も取り入れられています。
「まんなか」の対策は、風通しの改善です。直接身体に風を当てることで汗の気化を促進し、体温の冷却を助けます。空気が流れにくい日陰の場所には冷風機を設置し、滞留する熱気や湿気を逃がす効果を発揮しています。
「した」の対策は路面温度の上昇抑制です。保水性の高い舗装を施すとともに、打ち水による気化熱の活用で路面からの放射熱を低減します。
これら3つの対策を場所の特性に応じて組み合わせ、東京ディズニーリゾート全体で100カ所を超える空調機やファン、パラソルが設置されています。科学的な裏付けを持つ空間設計が、夏のパーク体験を支えます。
「楽しみながら涼む」体験でゲスト自身の体調管理をサポート
ハード面の環境整備だけでなく、ゲスト自身が楽しみながら体調を管理できる取り組みも充実しています。
公式サイトには「暑さ対策ガイド」の特設ページが開設され、夏のパークの賢い過ごし方を事前に確認することができます。さらに今夏から新たに、専門家監修のもと作成された暑さ対策チェックリストがスマートフォン向けに提供されます。楽しみながら自分の体調にも目を向けるきっかけとなる取り組みです。
パーク内では、体の外側と内側の両面からクールダウンを支援するサービスも充実しています。一部店舗ではミストファンや冷水を含ませたクールタオルが提供されており、冷たい霧吹きと風の組み合わせが皮膚体温のケアに効果的とされています。
また、一部レストランのメニューボードや公式サイトでは「コールドマーク」を掲出し、冷たい食事や飲み物が一目でわかるよう工夫されています。深部体温を下げるには冷たいものの摂取が効果的であるため、食からも涼を取り入れることができます。
屋内での休憩環境も整っており、東京ディズニーランド®ではカントリーベアシアター、東京ディズニーシー®ではマーメイドラグーンシアターを開放。涼しい空間で塗り絵やお手紙作成を楽しみながら休憩できるなど、暑さの中でも思い出づくりを続けられる工夫が随所に施されています。
専門機関と連携した科学的な空間設計と、楽しみながら実践できる体調管理サポートの両輪で、東京ディズニーリゾート®は夏の安心・快適な体験を後押しします。暑い夏だからこそ生まれる特別なひとときを、今年はより充実した環境の中で味わえそうです。
