提供:ことりっぷ
東京駅のすぐ近くには、賑やかさから少し離れて、ふっと息をつける心地よいカフェが点在しています。「プリン王者」に選ばれたどこか懐かしい味わいや、25cmの抹茶パフェ、重要文化財の静かな空間で過ごすティータイムも、この街ならではの贅沢です。忙しい毎日の合間に、買い物途中に立ち寄りたいとっておきの「駅チカカフェ」を6つ集めました。
絶景を眺めながらいただく25cmの特大抹茶パフェ「茶寮都路里 大丸東京店」

東京駅八重洲北口から直結の「大丸東京店」。その10階に、1860年創業の宇治茶の老舗「祇園辻利」が手がける「茶寮都路里 大丸東京店」はあります。
ここを訪れたなら、ぜひ狙いたいのが窓際のカウンター席です。10階という高さから見下ろすパノラマビューは圧巻。多くの人が行き交う都会のエネルギーを感じながら、こだわりの抹茶スイーツがいただけます。

外せないのが、高さ約25cmという圧倒的なボリュームの「特選都路里パフェ」。濃厚な抹茶アイス、抹茶の風味を極限まで閉じ込めたしっとりカステラや、つるんとした喉越しの抹茶ゼリーなど、一つのグラスの中で異なる食感と香りが幾重にも重なり合います。お茶専門店ならではの魅力が詰まった一品です。
改札外すぐ♪昭和レトロな「Depot」で味わう、2026年プリン王者とモチモチナポリタン

東京駅の丸の内と八重洲を繋ぐ地下連絡通路、「グランスタ地下北口」のすぐ隣に佇む「Depot(デポ)」。目の前はコインロッカー、改札もすぐそこ。これほど便利な場所にありながら、銀座の名店「ギンザレコード」がプロデュースしたアナログな音が心地よく、店内は昭和レトロな世界が広がります。オールカウンタースタイルなので、旅の前後に一人でふらりと立ち寄れるのも魅力です。

最大の自慢は、「懐かしの味」を追求したメニュー構成です。「東京ナポリタン」は、老舗「浅草 開化楼」が手掛けるもっちり極太の低加水パスタ麺が主役。四角いフォルムが愛らしい「懐かしほろ苦プリン」は「グランスタ プリン総選挙2026」で第1位に輝いた、東京駅で食べるべきスイーツの筆頭です。
さらに、早朝7時からオープンしているのも嬉しいポイント。一日の始まりを彩るモーニングでは、北海道産小豆を贅沢に使った「あんバタートースト」が人気です。
重要文化財で贅沢ティータイム「明治安田CAFE 丸の内」

東京駅丸の内南口から皇居方面へ歩くこと約5分、1934年の竣工以来、丸の内の顔として歴史を刻んできた「明治生命館」。そんな歴史的建造物が2025年秋にリニューアルを遂げ、かつて店頭営業室だった1階に「明治安田CAFE 丸の内」が誕生しました。
かつてGHQの接収時代に対日理事会の舞台となった会議室や、マッカーサー元帥も歩いたとされる階段など、館内には歴史の物語がいたるところに息づいています。

ティータイムに外せないのが、パティシエが一つひとつ丁寧に仕上げるスイーツの数々。モンブランなどのケーキのほか季節限定のパフェのクオリティも秀逸。有田焼の老舗「香蘭社」の美しいカップで提供されるコーヒーと共に味わって。
北欧気分に浸れる新丸ビル「CAFE AALTO」

東京駅丸の内北口からすぐ、「新丸ビル」の4階に誕生した「CAFE AALTO(カフェ アアルト)」。こちらはフィンランド・ヘルシンキで長年愛され、映画『かもめ食堂』の舞台としても知られる名店の、世界で初めてとなる公式海外支店です。一歩足を踏み入れると、そこは都会の喧騒を忘れさせてくれる、上質で静謐な空間。店内を彩るのは、20世紀を代表する建築家アルヴァ・アアルトが手掛けた、美しく機能的な家具の数々です。
3〜4か月ごとに変わる若手アーティストの個展も開催されており、訪れるたびに新しい感性に出会えるのもすてきです。

ぜひ味わいたいのが、本店のレシピを忠実に再現した「カフェアアルトセット」。主役のサーモンスープは、最高級のアトランティックサーモンやにんじん、じゃがいもが驚くほどごろごろと入った贅沢な一品。添えられたライ麦バゲットをスープに浸していただく、本場流の食べ方もぜひ試してみてくださいね。 フィンランドのティータイムに欠かせないのが、スパイシーなカルダモンが香る「シナモンロール」。独特のフォルムとずっしりとしたボリューム、パールシュガーのじゃりっとした食感は、現地の味わいそのものです。
元銀行営業室を復元した文化財カフェ「Café 1894」

三菱一号館美術館の一角に佇む「Café 1894」は、1894年(明治27年)当時の銀行営業室を忠実に復元したミュージアムカフェ。天井高8mという圧倒的な吹き抜け空間、19世紀の英国で流行したクイーン・アン様式を取り入れた内装は、映画のセットに迷い込んだかのような非日常感を味わえます。

ランチタイムの主役は、2024年末のリニューアルで登場した「パレットプレート」。真っ白なプレートをパレットに見立て、季節のポタージュや「ヴォローヴァン(パイ料理)」、卵料理の「ウフマヨネーズ」など、色とりどりのフレンチデリが並びます。
そして、14時半からのカフェタイムに外せないのが、創業時から不動の人気を誇る「伝統のアップルパイ」。温かいパイ生地の中には、リンゴがぎっしり。ザクザクとしたクランブルの食感も絶妙です。
丸の内ブリックスクエア内のイタリアン「A16 TOKYO」

東京駅丸の内南口から徒歩5分、「三菱一号館」の隣、丸の内ブリックスクエアに「A16 TOKYO(エー・シックスティーン・トウキョウ)」はあります。こちらはカリフォルニア・サンフランシスコで絶大な人気を誇るイタリアンの海外第1号店。
大きな窓から降り注ぐ光と、店内の中心で温かな熱を放つレンガ造りのピッツァ窯が、開放的で心地よい時間を演出してくれます。お買い物の合間の優雅なランチはもちろん、アイドルタイムがないため、少し遅めの時間に中庭を眺めながらワインと前菜を嗜む……といった、過ごし方もおすすめです。

まずは看板メニューの「ポモドリーニ」をオーダー。フレッシュなリコッタチーズとカラフルなチェリートマトをたっぷり載せて焼き上げる“白いナポリピッツァ”です。また、2日間かけて丁寧に仕込まれる「ミートボール」も、ファンが多い逸品。ハーブがふんわり香る驚くほど柔らかな食感は、まさにイタリアの“マンマの味”を洗練させた一皿です。
